huv a slight fever

年中夏

Jul.2020

流石に間があきました。ほんとうは3月にも見られた作品があったけど、なんだかちゃんと書ききれず。思い出してかけるかな。気を取り直して7月分から振り返ります。もう8月も終わってしまったので遅刻です。

◆アンチフィクション 
実に約4ヶ月ぶりの生の演劇でした。
そのことに対して、特段感動!というのはないのだけど、作品の内容がダイレクトにコロナ禍のものだったから、当然自分の中の演劇って舞台ってエンターテイメントってフィクションって?みたいなことを考えたりもした。
私の人生にフィクションは必要だ。感染拡大のピークほど恐怖心が持てていない8月現在の私だから言えるのかもしれないけれども。今まで私たちはフィクションを享受できる環境にいて、だからこそ疑う余地もなくフィクションを楽しんでいたけれど、コロナ禍という前代未聞の状況に置かれて、フィクションが問われることになってしまったということなのか。
たしかに4月頃などは、演劇が見られない舞台が見られないあらゆる生のエンターテインメントへのアクセスする方法がない!ってなったとき、命あっての…だから今は仕方ない、と思わなかったわけでもない…と思う。(何ヶ月や何年単位でこんな状態になるなんて思ってなかったからというのもあるけど)
でも絶対私にとってフィクションって必要。だって人生を作っていくにしてもフィクションから得たもの、フィクションからしか得られなかったものがいくらでもあるし、信じてきたフィクションがたくさんあってこれまで生きて来られた。

最後にメモ書き
あんまりフィクション云々とは関係ないかもしれないけど、気になった言葉があったので拾って残しておく(この作品の趣旨はこの部分ではないと思う)
・「臆病だから人の気持ちを想像するのだ。世の中の悲しいことに気がつくのだ。」単純に素敵だなと思った言葉
・「あんなのは福島に対する人々の罪悪感が取らせた賞だ。」この言葉にはなんだかドキッとしてしまった…


ジャージー・ボーイズ イン コンサート
帰ってきた!(私が)(大きな劇場に)という感慨で序盤から曲聞いて涙が出た…なんといったって再再演楽しみにしてたので。
新しいキャストの方々も、当たり前なのかもしれないが、ミュージカル作品の役、なんですよね。作品演じる前にいきなりコンサートってすごいな…と思ったけど、前にやったジャージーコンもそういったキャストさんもいたんでしたっけ。
絶対新チームで本公演見たかったね…という気持ちが膨らんでやるせなかった。(ダブルキャスト総出演だったから、アッこの人にここのパート歌ってほしかった…一曲まるまる聞きたいのに…みたいな若干のフラストレーションがあり)
中川フランキーと藤岡トミー並んだ時の歌うま人口密度(?)の過密な感じ…奇跡……
何度でも言うけど、でっかいホールで回るミラーボールをみると脳内麻薬がどばどば出て多幸感でおかしくなる。

あんまり正常な感想が残せない。

◆『TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING』
おうちで山下達郎。生の現場のほうが楽しいにきまってるけど、それでも期待以上に楽しかった、よかった……
ただのいちファンなので、ありがたく楽しみにしていたのですが、ふたを開けてみたら中身の充実っぷりに驚きました。何様という書き方ですが、本当にそう。

アコースティックからはじまり、音質にもこだわったというからこのまましっとりした構成でいくのかな?とおもったら、氣志團万博の映像見せてくれるの!?とテンションがぶちあがり、ああ楽しかった~~~という気持ちでいたら、最後にお宝映像ありで、練られたエンターテイメント………興奮して寝かせない気か?と思った。
どの曲にしてもそうなんだけど、イントロが始まって一瞬で脳に駆け抜ける快感みたいなの、本当にすごい。唯一、特別、この人の作った音楽にしかできない技でありもはや魔法と思う。本当に気持ちいい音楽だ。プラスティック・ラブを最後に持ってくるのずるくて最高。

当日なにをやるかわからない感じは生のライブの初日みたいにドキドキ感があって、しかも期待を余裕でこえてきて、本当に楽しかったなあ。おうちでこんなに興奮できるなんて貴重だ……でも一度生で拝みたいです。

Feb.2020

◆エブリ・ブリリアント・シング
上半期どころか、おそらく今年見た作品の中でトップ10に入るであろう……と思った作品。作品の仕掛けがまず面白くはあるのだが、それだけじゃない。
優しい肯定みたいなものと、それをその場にいる人たちで共有できている空気を感じられて、とっても居心地が良かった。
同じ空間をその場で感じられるとても限定的で、だからこそ特別な体験が、やっぱり「舞台」って、「演劇」って素敵だな、おもしろいな、と感じさせてくれた。

◆SURF&SNOW in NAEBA vol.40
今年も幸運なことに参加できました。
やっぱり、"やっぱり"大好きだなと思える強さよ。それをあらゆる瞬間で感じられる、サービス満点のセトリだったな。2年前よりもっとお祭りだったかも。40周年。背景のセットがわかりやすくかっこよくて好き。1曲目の衣装もそれにあっていて好きだったなあ。はじまってミラーボールがくるくるしてくるところですでにテンションが振り切れる。
個人的には、天気雨、心ほどいてをやってくれたのが嬉しかったです。セトリ予想したのに、あまりに王道過ぎて逆に外しまくった。14番目の月も嬉しかったなあ〜〜あと稲妻の少女が久々に聞いたは懐かしすぎて最近ずっと聞いている。こういうのがライブの醍醐味…と思う。
ストリングス入ってるのいいなあって去年よりしみじみ思ったなあ。しょっぱなのブリザードから。
かっこいい音楽かつ自分が好きな曲たちを、目の前でこんな贅沢に見られて、ああ幸せだなあ…となりました。また来年!

ねじまき鳥クロニクル
私にとっては難解。なんだかすごい現象が舞台の上で起こっていることはわかる。高度な身体表現と、舞台美術と、音楽と、で、ものすごく情報量が多い。けど原作の目次開いたときに、ああこれだったな。みたいなかんじ。舞台を見て、これを文章で表現したら一体どんなだろう?って原作への興味をもてる、ということはあるかな…。
戦争の話のシーン(ざっくり)の照明が印象的だったな。椅子に逆さまになって(と書くとまじで意味不明だが)声を発するのも。
「やっぱり」この作者の本原作は私には合わないみたい。舞台にすると技術とか表現的な面で面白さは見いだせるけど、感情が感じられない。よって共感とか感情移入ができる部分がなくて、頭が別のことを考えてしまう。

◆Singularity9
フィロソフィーのダンス×スカート。はじめてスカートさんを生で聞きました。曲はねぎっこさん関連で知ってたけれど。さよなら!さよなら!が好きです。ライブでは君がいるなら、が一曲目で嬉しかった。
ちょうどこのあたりから、新型のウイルスが蔓延し始めたんでしたっけね。MCでマスクについて触れていたのが印象的でした。
フィロのス、シスターが結構すごい熱っぽくて、私はこれはこれで好き、というかこれが好きかも!と思った。新木場で聞いたとき、これはしっとり落ち着いて大人っぽく歌っているのが正解というか、求められている完成形なのかな?と納得したのだけど、すごい熱量ありの表現もそれはそれで。というか、割と歌詞の内容的にままならない気持ちを描いたものだと感じられたので、叶わないっていう気持ちを訴えかけられるように表現してるみたいなのがしっくりきて、新しいかんじがしたな。という感想です。まあ個人の好みです。

◆艶漢 水劇編
結構このシリーズが好き、なんだけど特に今回の水劇編はそれぞれの思いが巡り巡って、悲しい人間がたくさんで、胸が痛かった…見たあと誰かと喋りたくなったな。
原作予習しなくても楽しめるというのがとても信頼できる。そして原作を踏んでなくてもあの肉体の再現性よ…と思ってしまう作品。世界観がすごく好き。




2月末にめっためたに楽しみにしていた現場が潰れてしまったので、本当に悲しかったけどこれも人生だな、絶対忘れない。3月どうなっちゃうの、となっている最中です。

Jan.2020

長いサボりを経て記録が帰ってきたよ

◆ミュージカル フランケンシュタイン
2020。スペシャルデー。晃ビク&柿ジャ+こにアンリ&怪物(呼び方あってるかは知らない)
前に見た時よりのめり込んで見られなかったのは、おそらく、人間の業が深さを見せつけられて具合が悪くなったからだと思います。ひどいよ、人間……と思わざるを得ない。それが更に増していた気がした。
晃ビクのすさまじさが際立っていました。今回はスペシャル回だったので別の二人がビクターとジャックだったけど、なんかもうこれでいいよね。通常版の同じ顔(演じている役は異なっても同じ見た目の人間)がビクターとジャックってのが人間の業の深さ暗喩(?)なのかもしれないけど、そんなトラウマチックなことありますか??ひたすらにアンリ(怪物)がかわいそうというか、もうやめなよ!!!と止めに入りたくなる。
アンリは実際に怪物になるというストーリーだから同じ人が演じることに違和感はないけど、ビクターとジャックかあ…、………ってなります。

前回は歌声に打ちのめされて瀕死になってたのが、今回は精神的にダメージ食らったかんじでした。とにかく疲れた。
日生という劇場、やっぱり好きだなあ。魚の胎内?みたいな空間が不思議で好きです。前にも書いた?


◆シンシアエルヴォ コンサート
来日してくれるのすごいなあって、噂を聞いて直前でチケット取りました。
遠い席だけど余裕で届く声。声が聞こえるって感じじゃなくて、届いてくるってくらい、迫力がちゃんと体に来る感じがして。音楽だけじゃなくて言葉も届いてくる感じ。
多分この人が舞台に立っている姿を今後見ることはあまりないかもしれないけど、演技しているところも見てみたいなというところから、ハリエットを見に行こうか、という気持ちに。


日向ハル生誕 @キネマ倶楽部
久々のキネマ倶楽部、まさかこの箱でやってくれるとは思わなかった…といろいろ感無量で、始まる前からテンション上がっていました。
始まってみたら一曲目から歌ってほしい曲でノックアウト。セトリ全体的に好きな曲ばかりで!!!(これやるの1年ぶり2回目)
やはりバンドセットが正義でした。映える…。接吻とか良すぎてただただ泣いていた。しあわせでした。体感2秒とはよく言ったもので。
あと珍しく真っ白白のドレスでふわふわで可愛くて美しかった…。

ハルちゃんがめっちゃ喋ってくれるのって生誕のときくらいかな〜と思っているので、それも久々で嬉しかった。
去年話してくれたアイドル論のこと、めちゃくちゃ記憶に残ってるし、今年のお話もちゃんも記憶に刻んだ。
あと最後にみんな幸せでいてね!って言ってくれたのもぐっと来てしまった。フィロのスのファンをしている限り私は幸せだ〜…と思って泣いた。

一人でバンドセットを背負ってステージに立つ姿がかっこよくて、全部の曲に感動させられて、なんて素敵で無敵なんだろう日向ハルさん…って思った後に、でもでもやっぱり、「フィロのスの日向ハル」のことも大好きで、フィロソフィーのダンスというアイドルのことが大好きだ、ってことを、三人で歌ってるところをみて再認識しました。
はすぴょん(呼び方まねっこ)の回復を祈るのみです。はやく4人揃った姿がみたい!

みんなとaiko わたしとaiko

 aikoのサブスクが解禁された。びっくりした。何の前触れもなく(私が知らなかっただけかもしれませんが…)全曲。400曲以上。うれしい。これまでのように、シングルのCDを買い集めてインポートしてというのやらなくても、どこでもaikoが聞けてしまう。

 しかしそれよりびっくりしたのは、サブスクが解禁されてから、SNS(主に私の主たる生息地であるTwitterで)でしきりにaikoについて語られることだった。私のTLはaikoジャンキーはいない(その共通項でフォローした人はという意味)はずなのに、みんな口々に「自分とaiko」について語っている。「自分が就活していた時にこのアルバムを聴いていた」「前の交際相手と付き合っていた時にこの曲を死ぬほど聴いてた」とかそういうもの。それがとても私をわくわくさせた。なんかこれナンバガ現象っぽい。

 偶然なのか単に見つけられてないだけなのか、私はこれまで、身近な親しい人の中にaikoを聴く人がいなかった。だから、aikoについて語る機会が全くと言っていいほど無かった。そりゃあaikoが好きだと自称して頑張って探せばいくらでもいただろうけど、それについて一緒に共感したりする人とは出会ってこなかった。でも、数年というかもう10年以上に渡って、aikoの曲と一緒に生きてきたつもりでいる。

 本当に、一時期は聞いて聞いて聞きまくっていた。初めて出会ったときには中学生だった。夢道を死ぬほど聴いていた。高校生の時はもちろんiPodaikoの曲をめいいっぱい入れていたし、初めて一人でライブに行ったときのことや、就活中にうだるような暑さの中泡愛を聴いてくじけそうなメンタルを保っていた記憶も、昨日のことのように思い出せる。

 昔心に突き刺さって狂ったように繰り返し聞いていた曲を選んで今聞くと、aikoの歌詞に出てくる「あたし」の抱える相手への気持ちのヘヴィー級のスタミナにびっくりさせられたりする。自分が共感できる歌詞も、お気に入りの歌詞も、数年で変わるもんだと気づく。

 これも私の、「自分とaiko」というよくあるお話の中のひとつだ。そうやって、たくさんの人の人生と、aikoの曲が共にある。それが、考えたら当たり前のようだけど不思議で、このサブスク解禁を機に実感できて、なんだか勝手にうれしかった。

 

 さっきaikoの曲について、「一緒に共感したりする人とは出会ってこなかった」と書いたけど、それは意図的なものだったかもしれない。私は普段からあまり大きな声でaiko好きを自称できなかったし、本気でaikoを語れるような仲間を探そうとしなかった。

 私は、音楽はもちろんだけど、特にaikoの書く歌詞に心を掴まれた人間のひとりだ。あまりに自分の心に深く棲みついてしまっていて、それを表に出せなくなるくらいそれくらいになってしまっていた。自分がどうやって他人を思うとか、今どんな思いを抱えているかとか、それが表に出てしまうような気がして、それが少し怖くて、簡単にaikoのこの曲が好きと!か言えなくなるくらいになっていた。こうやって書いてみたら大げさで、ばからしいかもしれない。何度聞いても飽きないくらいのめりこめる歌詞を書いてくれる音楽を、一人で聞いているだけでも幸せだった。

 しかしそんな私も、サブスク解禁を機に、いろんな人のaikoの曲に関する思いが、そして思い出や忘れられていた記憶が、タイムカプセルみたいにぽんぽん出てきて、それを読むだけでもなんだか幸せな気持ちになれた。

 

 これはユーミンについても思ったことだけど、サブスク解禁をきっかけに、初めてaikoの曲に出会える人がきっと多くいるのだろうな、と思うと、その人が少しうらやましい。思う存分度肝を抜かれて骨抜きになってaikoなしじゃ生きられない人生をお楽しみください。 

 YouTubeライブ配信を見ながら、我慢できなくて書いてしまいました。aiko(普段は心の中で様をつけて呼んだりしていますが敬称略)、ありがとう。これからもaikoのたくさんの曲は私の心にずっといるでしょう。これからもよろしくお願いします。

Apr.2019

フィロソフィーのダンス Experimental Forbidden Night vol.2
めずらしシャッフルでした。聞いてみてシャッフルの意味というか、企画としてのおもしろさがわかった。いつもは音源の歌割で回数を聞いているので、それが変わるだけでこんなに雰囲気が違うのか…!っていうのが実感できてしみじみとおもしろかった。ここはだれが歌うところ!っていうのをここまで覚えているというのは、4人の個性がほんとうにそれぞれにあるからこそできることで、本当にベストフォー…と思いました。だれも替えがきかない存在。たしか、4人揃った久々のライブだったのでやっぱり4人、というのを感じられたのもなんだか感慨深かった。

◆キンキーブーツ
ローラがとっても魅力的でした。
悲しみも持ちながら強さが見えるというか、強く美しくあろうという意思が感じられる人間は素敵だ…。ヒール高めの靴、買いたくなってしまいましたね。まんまと。
ドラァグクイーンの美しさもあり、女性キャラクターのよさもあり、やっぱりこういった作品には元気をもらえる感じがあります。どうしてだろう?
人の評価とか目とかを気にしないでいきたい、自由になりたいみたいな願望なのか。


フィロソフィーのダンス bandwagon vol.1
これまでの中で1番って言っていいかも…というくらいのライブでした。気持ちよくて、まぶしくて、強さが感じられて、なによりそこにいる自分がとても楽しくて、最高だった〜…。終わってから呆然としてしまうな余韻。フィロのスに出会ってから度々感じることですが、気持ちいい音楽という存在がとても自分の中で新しい感覚。
イントロドンかな?ってくらい、開始数秒でうわこの曲!ってわかって興奮してフロアの歓声が上がる、って体感は何にも替えがたいライブの醍醐味よ…魔法だ〜〜〜!って思います。あの空気、あの瞬間しか味わえないゾクゾク感とわくわくをまた味わいたい。またバンドでワンマンやってほしい………。やってくださいおねがいします。

記憶にあるものなど
・ドグマティック・ドラマティックですごい血が沸き立ったかんじがした。イントロ…
・ロジックジャンプが好き!!!
・イッツ・マイ・ターンのアレンジがたのしい、はじめなんの曲だ〜?!ってなった
・バンドがすごい(こなみ)

・バンドがすごい!!!!

 

平成最後の現場が最高すぎた。令和もよろしくお願いします。

Mar.2019

書き終わって満足して一ヶ月放置してた…

 

ロミオとジュリエット
初見。古葵RJ回。キャラクターの色付けというか味付け?が、濃!という印象。なんかあんまり設定とか意図とかコンセプトみたいなものを知らないでわりとミーハーな感じで見に行ったのが悪いのかもしれないですね。曲は知っています…という程度で。時代設定とかわからなくなった…いやロミジュリなんですけどね…スマホ使ってたりとかね…
でもキャッチーで割と若い層向けミュージカルに抵抗がある人もこういう作品からなら入りやすい…?わかんないけど……
葵ジュリエットがソーキュートで、ディズニープリンセスみたい…となりました。カズさんみるたびにめちゃくちゃ好き…と自覚する。そして岡さん!!役を演じられているのをちゃんとみたのは初かもしれません。この作品の中ではあの曲が一番印象的だったかなというかんじ。あとはなんと言っても大貫死様ですね…メリポピみてみたくなった〜〜想像つかないな〜………ダンスの先の高度な身体表現という感じでした。トートといい、死という概念の表現って魅力があるんだなと思わせるような。怪しいけど魅力的で届かないところにいるというのを表現できてすごい。

松任谷由実 TIME MACHINE TOUR Traveling through 45year
先月も会えたのに!(しかもまた次の武道館もある……)本当にパワフルだしまたしてもここで元気をもらう。ツアーたのしいな〜…
前回がアリーナ席だったので今回スタンドで見られたのがよかった。全景の方が楽しめるかな〜と思う。フリフラめちゃくちゃきれいじゃないですか…銀河!ってかんじです。センターステージも良いなあと思えた。ちょっと内容も変わってたりして。
そしてやはりライブは!初日もいいけど!セトリわかって聴き込んでから2回目楽しめるのは本当に贅沢だなあと。ユーミンくらいの曲数があると特にそう思います……。それでもまだ、ライブで聞いてから改めて気がつく良さも多くて…歌詞をかみしめて聴けるのは素晴らしい。やさしさに包まれたなら、歌詞を思いながら歌ったら途中で泣けてきて歌えなかった、それくらい、なんというか感情がいっぱいいっぱいになった。
まわりに昔からのファンの方がいっぱいいて、終わったあとに感想言い合ってたり、昔を振り返ってたり、いいな〜〜とおもった。あと40年くらい前に生まれたかった。と言ってもそれは無理なので、これからの人生をユーミンの歌とともに生きていきます。
振り返って楽しめるのは本当に心のタイムトラベルだねえと思った。

フィロソフィーのダンス「excelsior」リリースパーティ
リリースおめでとうございます!の回。まさかアルバムごとすべて歌ってくれるとは。アルバム衣装がまたまたすきです。
アルバムの中だとヒューリスティック・シティが何回聞いても好きだなあ。平成終わるまで(と、数えたらあとホント少しだな……)たくさん聞くぞ〜という気持ち。終わっても聞きますけど…。4月もライブが怒涛で、お体だけはお気をつけて…という今日この頃。バンドワゴンたのしみです。


後半からは新宿FACE協会にアルターボーイズ来日ミサに数回ほど参加したのですが、それはまたあらためて書きたく存じます…すぱーくの試みがおもしろかった、楽しくて素敵だった!というのと、ゴールド帰ってきてくれて、またたくさん楽しませてくれてありがとうの気持ちで品川を終えました。ありがとうございました。ロス。

Feb.2019

日向ハル生誕
4人のライブでWHITELOVE歌ったのも割とびっくりしたのですが、ソロコーナーの選曲が好みドンピシャでKOされた。全部知ってる曲が来るなんて思ってなかったので…みんなが楽しめるような選曲にしたからあっという間だと思う!って言うのを、本人も言っていたけどその通りでした。ありがたや…
ハルちゃんにとってのアイドルが椎名林檎さんときいてなるほどなあ。と思った。アイドルにとってのアイドルというのは興味深い……。
どの曲も総じて、曲名を言われたとき、曲が始まったときの歓声がすごくって。かくいう自分もかなりテンション上がってワーってなったり嬉しくて泣いちゃったりした。楽しかった〜…!2019来てよかったライブベスト3、すでに入ったよ!というきもち
そして最後のベストフォーで何度目かわからない涙が やっぱりフィロのスさん最高だ 知ってたけど最高だ

松任谷由実 SURF&SNOW vol.39

こちらにまとめた。
http://huva.hatenablog.jp/entry/2019/03/15/0010
たのしかっっった。です。そして、かつてないくらい泣いた回でした。リクエスト。来年もその先もずっと行きたい

◆キューティブロンド
初見。映画も見てない。
見てよかった作品!!!!超楽しいです。でも、楽しい以上に圧倒的な力があった。エルすごいよ〜…ってなってフィナーレびしゃびしゃ泣いた。はじめは、なんであんな男のために?!?!と思ったけど、それですらエルの自分の行きたい道を行くっていうレールの通過点に過ぎなかったんだなあって思えて納得できた。まわりを巻き込みながら正しいとおもう生き方ができるエルがすてきでした。アッパーな作品だった。その言葉古くないか?とかその価値観そのまま使うか?みたいなのはあったけど〜訳とかの細かい問題か?みたいなまあ誤差の範囲内的な感じで楽しめました。
キャストさんがみんないきいきしてて映画の世界みたい。えみつんさんかわいかった〜!!!ああいう女の子に憧れる〜…すき〜…
そして平方さん!が!すてきすぎて!、!説得力の擬人化でした。勉強して見返すというスタンスが好きすぎて、でも服のセンスが…ってところもまたよくて、とても人間的魅力にあふれていた………。
上野さんを久しぶりに見たのですが、印象的だったのがアイランドのヒロインの相手役だったので役柄がちがいすぎて目をゴシゴシしてしまった。相変わらずのいいお声でした。

◆ミュージカル イヴ・サンローラン
東山イヴ上原ピエールの組み合わせで。ストーリー的には伝記のようなもの?なんだけど、いまいちのみこめず、音楽のせいだろうか、あまり印象に残らなかったので好みではなかったみたいです。弱々しい東山さんイヴは新鮮だったのと、上原ピエールの圧倒的ハイスペ感にひれ伏したことは残しておきます…


ピルグリム2019
面白かった。笑えるという意味でこらえられないのがいくつもあったし、違う意味で、テーマ的なところに面白いところがあった。こういうのおもしろいですよね…みたいな。いまみたかったもの。
繋がり孤独って言葉面白いな〜。聞いたことあったけどクロ現とかでやってた記憶…割と最近になって初めて聞いたような気がするのですが、上演し始めた当初と変わってるところとかもあるのかな〜とか考えたり。さすがにSNSとかは変わってるよなあ。天使の家みたいなのって、最近あんまりはやらないというか、報道されたりしないけど、そういうのにネットが代わってたりするのかな…でも本質に変わらないところはあって人間って……みたいになる。ユートピア。オアシス。居場所?自分以外によって作られた居場所と、居場所がほしい人と。承認欲求とかそういう…そういうテーマみたいなものに捉えた。こういう内容のことを考えるのがすき。
ヒッチコック、知らなかったのですがまんまとハマってしまった。てぃくとくというSNSを示唆してたの…?そっちに疎いからわからんけど曲が気に入ってしまいました。
コウテイペンギンで肩震わせて笑ってたのは私です。かわいくておもしろくて反則。

◆ラブネバーダイ
石濱小の組み合わせを狙って見ました。実はかの有名な前作に触れることなく見てしまいました。ストーリーはもちろんさらって行ったけど…しかし、却って良かったのでは…?みたいな感想です。ボロクソ言われてるけど、私この作品かなり好き…!音楽のせい?
石丸さんには葛藤する姿を演じてほしい…というこじれたきもちがまたこの作品で叶ったというか、やはり好きという再確認ができた
ラストシーンが美しかったなあ、、、いろんな解釈あるかもしれませんが、心を開いてくれたかもしれないという希望があったのでとても心にきた
ファントムの仮面を見て思い出したのですが、日生で美醜とかアイデンティティにまつわる作品を見ることが多い気がして、絶対に入れ込んでみてしまうな。シラノとか。仮面をとったら悲鳴をあげられてしまうのとか、わかってても見ていてしんどいシーンです……
ファントムの音楽に抗えないクリスティーヌの気持ちがなんかわかるような気がしちゃって、そうするとまたラウルが切なくて、作品として感情がみんな美しかったなとおもった。嫉妬ですら。それを表現できてすごい。出演者の方々の実力が説得させてくるこの感じが私はとても好きです…倫理観は知らん…今はそんなのどうでも良い…とおもえる世界が作られていてすばらしかった 
さすがに濱田クリスティーヌの歌声には涙を禁じ得なかったです
セットとかも、ホント見事でしたね〜……ほれぼれした。コニーアイランドの世界観、オタクならみんな好きなやつでしょみたいなディテールというか…
それにしても、グスタフ役の方の声がきれいすぎて歌がうますぎてもう、もう一度見たい…しかし地方公演はない 〜完〜
三点リーダーの申し子みたいな感想になっちゃった


2月総じて楽しかったですね……